早くも引っ越しして一年が経ってしまいました。

年々、一年の長さが短くなってくる気がするのは何故なのでしょう?

思えば、去年の今頃は、引っ越ししたてで家中ガタガタ、
僕の部屋は片付かない荷物があふれて暗澹たる気分に浸っていました。

一昨年の暮れ。

家の建て替えのために借家に引っ越すという朝、
朝食を食べていると、突然テレビの画面が消えました。
手回しが良過ぎて、引っ越しの当日に電気を止められてしまったのです。
丁度、洗濯機が回っていたので、慌てて外に飛び出し、工事の人にお願いして、
洗濯が終わるまで電気を復旧してもらったのが昨日の事のようです。

その年のうちに解体が終わって、年明け早々に地鎮祭。
2月に着工して3月に上棟。その当日、あれがやってきたのでした。
3月11日、上棟で屋根の上にはたくさんの職人さんが乗って仕事をしていました。
最初は小さな揺れで、職人さんは笑っていたそうですが、だんだん揺れが大きくなって、
振り落とされそうになった職人さんの間から悲鳴も聞こえたとか。
幸い誰も落ちなかったからいいようなものの、これで怪我人でも出したら・・・。

僕は店にいて、丁度お昼の営業が終わって最後のお客さんを送り出したところでした。

積んである丼がカタカタと音を立てたので、地震? と思ったら、とんでもない揺れに。
お湯が入っている寸胴からはお湯が飛び散り、
醤油が入っているステンレスポットからは醤油が飛び散り、
必死に吊棚を抑えていないと丼が全部落ちそうでした。

随分長い時間に感じましたが、実際はほんの1分くらいだったのでしょうか。
ラジオは非常放送に変わっていました。
まさか、学校安否情報が本当に流れるのを聴くとは思っていませんでした。

東北の津波による被害状況は、まだよくわかっていず、
周辺の被害情報も少しずつしか入ってこない。
何より、福島であんな一大事が起きている事など知る由も無い。

海岸近くに住んでいるパートさんを、
大津波警報が出ているので避難所に行きなさいと送り出し、
夜の営業は諦めて、片付けを始めました。

ラジオからは、時間を追う毎に深刻な被害状況が伝えられますが、
映像がないのでイマイチ実感が湧きません。

片付けが終わって帰宅すると、家のテレビに映し出される津波の映像に
ただただ声もなく見入っていました。

あれから二度目の夏を迎えて、原発の再稼働やら消費税の値上げやら、
現政権の崩壊の始まりやら。
もっとも、現政権は最初から崩壊していたと言う方もいますが・・・

梅雨も開け、本格的な暑さがやって来ましたが、
この国はどこに向かっているのでしょうか?

選挙も近いようです。

無駄とは分かっていますが、少なくとももう少しはマシな人を
国会に送り出す努力を、全ての国民が出来ますように・・・